裏側を大公開しちゃいました ~ SmartNews Ads 生誕1年祭 [SmartNews TechNight Vol.5] イベントレポート

SmartNews Adsでプロダクト&開発責任者を努めております、渡部と申します。
2016.01.14にSmartNewsの不定期技術イベントであるSmartNews TechNightのVol.5を行いました。

イベント概要

イベント概要ページ : http://smartnews.connpass.com/event/23054/

1周年! ということで、当日は樽酒をご用意させていただいて参加者の方と一緒に鏡割りをさせていただきました

今回はSmartNews TechNight初の試みとして招待制での開催とさせていただきました。
初の招待制ということで、どのくらいの方にいらしていただけるかドキドキしておりましたが本当にたくさんの方にいらしていただけました。ありがとうございました!

社員は席がなく床に座るくらいの大盛況でした!!

※ お見苦しくてすいません

また、特大スマニューフレームでスマニューの一面を飾る一幕も

当日のTimeLine(twitter)

セッションの内容

1. SmartNews Ads 大図解 (SmartNews Ads プロダクト担当ディレクター : 渡部)


SmartNews Adsのシステムの概要と、その裏にある開発フィロソフィーについてお話しました。
会場の皆様からは分割されたシステムの粒度や、それをどう維持するか、またシステム間連携をどうするかなどのご質問を頂きました。

Slide内で触れてなかったのですが、「システム間連携はほぼ行わないようにする」のが基本方針で、そのために論理的に完結した範囲でシステムを分割しています。
それでも連携が必要な情報は、APIではなくURLで伝播させるという基本方針です。
例えば、ログのURL(s3)を決めておけば、ログを収集するシステムはログの内容を知る必要はなく、ログを分析したいシステムとログを出力するシステムでその内容を知ればよい、という感じになります。

2. SmartNews Ads 配信サーバ 解体新書 (エンジニア / SmartNews Ads : たむたむ)


急速な進化を遂げるSmartNews Adsの縁の下の力持ちであるAdServerを支え続けたエンジニア”たむたむ”によるセッションです。
JVMのチューニングの話は会場でも反響が大きかったです (スライドに細かく書いてあるのでぜひご覧ください)。
※ この通りにしたけどうまくいかなかったよ!というご意見は受け付けておりません。

3. SmartNews Ads の配信最適化の仕組みはどうなってるの? (エンジニア / SmartNews Ads : 小宮 篤史)


機械学習だけがAd Techじゃない!小宮による配信最適化のセッションです。
猫の画像ネタが思った以上に滑っていて凹んでいたのは秘密にしておいて下さい。

我々はAd Platformとして多くのステークホルダー(ユーザー、広告主、メディア)の時には相反する要望を満たさねばなりません。この問題を数式やアルゴリズムに翻訳して技術で解きほぐす、そんな彼の1年の苦労がギュッと詰まったセッションでした。

4. AD Data Engineering in practice: SmartNews Ads裏のデータシステム(エンジニア / SmartNews Ads : 蘭 雨陽)


ランによるAd Techの本丸(?)とエンジニアからの注目度も高いPredictionのお話です。
現在のCTR Prediction Systemはある日ランが渡部に「俺に任せろ!」といってきたので「任せた!」と言ったら1ヶ月も立たずに彼が作り上げてきたものです。
機械学習の本格的な経験のなかった彼が積み上げてきたシステムの詳細な説明が行われたセッションでした。

感想

ご参加いただいた多くの有識者の方々に「1年でここまで持ってきたのすごい!」とお褒めの言葉をいただけたようで、大変光栄でした。
そしてチームを預かる私としては、この1年で当社のエンジニアが本当に成長した事を実感できる素敵な会でした。
もちろん皆入社当時から大変優秀なエンジニアでしたが、SmartNews Adsの進化を、自ら考え自ら実装し実現していく中で、困難な問題を独力で解決してプロダクト成果につなげるエンジニアに成長していて非常に頼もしく感じました。


※ イベント終了後のチームでの記念撮影 (渡部は着替えてしまっていて一人だけパーカーがおそろいじゃない、、失敗した、、)

しかし、我々はまだまだ道の途中。広告の世界ではFacebookを始めとしてGlobalで大変強力なプレーヤーがおります。そこに食い込むためにはこれまで作ってきたものをもう3段階くらい洗練させていく必要があります。
むしろ難易度はここから更に上がっていくのです。

世界に通じるAd Productを作るために、一緒に戦える仲間を募集していますのでご興味のある方は是非ご連絡下さい!
http://about.smartnews.com/ja/careers/

※ 当日参加者の方にお渡ししたお手紙 (詳細はPDFで)

webpack05

Karma + Coveralls で行う webpack プロジェクトのテスト

はじめに

みなさまはじめまして、SmartNews の井口(いのくち; @kainoque)と申します。
主にサーバサイドおよび各種管理コンソールの開発を行っています。
弊社における開発案件はネイティブアプリおよびそのバックエンドである各種 API サーバに関するものが大半です。
一方で、社内・社外向けの各種管理画面については、Web フロントエンドに関する開発も行っています。
今回は、フロントエンド開発の話題として、掲題のとおり、webpackプロジェクトのテストにまつわるあれこれをお話します。

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2015-05-25

データサイエンスとニュースパブリッシングの融合を目指して — SmartNews Tech Night Vol.3

スマートニュース株式会社でソフトウェアエンジニアをやっております、西尾と申します。自分はニュースアプリSmartNewsの配信記事を編成し、通知すべき記事を決定するアルゴリズムの開発をしています。ニュース記事の時事性・重要性・注目度などを自動的に評価するアルゴリズムを改良し、より良質な記事が配信されるようにすることが自分の役割です。現状のSmartNewsの記事編成は、専門性を持った人間による記事編成と比較してみるとまだまだ改善すべき点があり、これをいかに人間の結果に近づけ、そして越えていくか、ということに挑戦しています。

弊社ではSmartNews Tech Nightという勉強会を定期的に開催しております。もう2ヶ月以上前となってしまいましたが、2015年8月11日に行われた第三回目の勉強会は、”Data Science for News”というサブタイトルを持たせてメディアとテクノロジーをテーマにして開催されました。僕はアルゴリズム改良のためのヒントを得るために会場の端で聴講していました。この時のメモを元に本イベントの内容をご紹介いたします。 Continue reading

01

幅広いユーザーをサポートするために

SmartNews, IncでAndroidアプリを書いている森と申します。
好きな魔法使いは心先輩とアダラパタです。

ところで、僕が普段づかいしている携帯電話はIS03といいます。
理由はレディ・ガガが宣伝していてかっこよかったのと、5年弱使っていてまだ壊れないからです。
ですが搭載されているAndroid OSのアップデートは2.2.1(Froyo)で打ち止めとなり、使えるアプリも最近ずいぶん少なくなってしまいました。
しばらく前にもさるアプリが、起動直後Playストアに強制遷移させて端末が対応していない旨を表示する機能専用になってしまいましたが、おもしろいのでそのまま放置してあります。 Continue reading

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Itamae、Auto Scaling、CodeDeployを用いてdeployフローを刷新した話。そして板前をprovisioningした話。

はじめに

こんにちは。スマートニュースの大平です。主にさだまさしに関するネタが切れたために、こちらのブログではしばらくご無沙汰でした。

さだまさしといえばみなさんご存知の通り、デビュー40周年を超え、創りだされた楽曲は500曲以上、ソロコンサートの回数はゆうに4100回を超え、還暦を超えた今でも年間100回前後のコンサートを重ねる、現代歌謡界におけるレジェンド的な存在です。

とはいえ40年の間さだまさしは常に同じ姿のまま過ごしてきた訳ではありません。たとえば、彼は声帯を痛めるなどの要因もあり今まで大きく分けて3回ほど発声方法を変えています。ここで詳述するといろいろ苦情が来そうなので短くまとめると、声帯を痛める毎に喉に負担がかからず体全体で声を出すような歌唱法に変えたため、今は昔のような高音で華麗な歌声ではないですが、オペラ歌手のような太くて堅牢な声になり、結果以前よりたくましく、還暦とは思えないペースで音楽活動を続けています。

この例からも分かるように、コンサートという名の instance を継続的に provisioning し、楽曲というプログラムを deploy し続けるためには、その時々に応じて不断の努力と変化が必要となります。 Continue reading

pipelinedb06

PipelineDBをProductionに導入してみました。 How SmartNews Utilizes PipelineDB

ENGLISH FOLLOWS BELOW

こんにちは、たむたむ(@tamtam180)です。
SmartNewsでは主に広告の配信サーバを書いています。

最近、PipelineDBというContinuous Queryをサポートする製品を導入したのでそのレポートを書きます。
なお、セットアップ方法は本家のサイトを見れば誰でも出来るので、そのあたりは割愛します。

競合にあたる製品としては、NorikraやAzureのStream Analyticsがあり、日本のエンジニア界隈ではNorikraを好んで使用していると思います。

私がPipelineDBを導入した理由は、PipelineDBがPostgreSQL(9.4)をベースにしているため、弊社が導入しているダッシュボードツール、Chartioとの相性が良かったからです。 Continue reading